対人恐怖症などの神経症(社会不安障害)を克服。不眠、頭痛、めまい、肩こり、対人恐怖、疾病恐怖、赤面恐怖、確認恐怖、心臓神経症、乗り物恐怖、閉所恐怖などで悩む人のための自助活動の場。

「つらい心」の症状回復のメカニズム

症状回復のメカニズム?

「医療」だけでは回復しない?

一般的なメンタルヘルスの場合、心にツラい思いを抱えた人たちは病院に行き、治療や投薬などを受けます。つまり、患者ひとりに対して、医師がひとりという関係で、患者は医師に対して自分の苦しさを訴えることはできても、それに共感してくれる仲間はいないわけです。

それに対して、自助組織である集談会には「医師」に該当する人物はいません。いわば参加者全員が「患者」であるとも言えるのです。 同じ悩みを抱えた人たちが同じ目的を持って集まっているからこそ、「他人の苦しみもよく分かる」。これが集談会の大きな特徴です。

そして集談会の場では、参加者全員が森田理論に基づいた「生き方」を学ぶことで、会員は(薬などに頼らずに)それぞれの内面から症状を治していく、という方法を採っているのです。

神経症は自動車に例えるとわかりやすい!

神経症の状態を示す例として、人間の身体を自動車に置き換えて説明してみましょう。

神経症の原因となる物事に対する「不安」や「心配」などは、自動車で言えば(方向を変えることができない)後輪に例えられます。それに対して、人間の生き方の指針となる「行動」や「心構え」などは、(ハンドルで方向を変えられる)前輪だと言えるでしょう。

後輪の勢いに押されたままで前輪をきちんと操作することができなければ、当然クルマは正しい方向には進みません。人間の場合もこれとまったく同じことが言え、不安や心配などに負けて正しい行動を取ることができなくなると、進むべき方向を見失ってしまったり、壁にぶつかったりしてしまうことになるのです。

したがって、「正しいハンドルの切り方を学ぶ(自分の行動や心構えを状況に応じて制御する)」ことが、症状を回復させるための第一歩として非常に重要なのです。

神経症は、自分が考えている「理想」と実際に自分が置かれている「現実」とが、非常にかけ離れていることから来る不安や恐怖などが原因となっているケースが多いのが特徴。プライドの高い人や優等生で真面目な人が神経症に悩まされることが多いのは、こうした発症のメカニズムにも起因しているのです。

神経症が良くなっていくパターン

では、その症状を和らげるには何が必要なのでしょうか?

まずは、自分自身がどんな人間であるかを客観的に捉えることができるようになることが必要でしょう。時には(取り組もうとしている物事に対して)自分の能力が劣っていることを素直に認め、新鮮な気持ちで挑戦してみることも大切かも知れません。

このように、まず自分自身を気持ちの面から変えていこうという姿勢が持てれば、症状は自然と緩和されていくはずです。

  • ①自分を知る

    自分のことを振り返りましょう。神経症になりやすい人のタイプとして、「まじめな人」「欲張りな人」が多いみたいです。当てはまっていませんか?

  • ②神経症の正体を知る

    神経症は病気ではありません。あなたの考え方の癖が、あなたの心を追い詰め、そのストレスがさまざまな症状を引き起こしているのです。自分の心のことですから、くわしく知りましょう。

  • ③小さな成功体験を繰り返す

    どんなことでも構いません。毎朝布団を上げる。食器を洗う。玄関を掃く。靴を磨く。そんな些細な行動と、そこからの小さな成功体験が、あなたの心を少しづつ良いほうに導いてくれます。

  • ④人に話す

    対人恐怖症だから人に会いたくない・・・そんな気持ち、わかります。でも、本で勉強しただけじゃ、本当の解決にはたどり着けないもの。みんなおんなじ仲間なら、安心して話もできるのでは?

  • ⑤神経症以外の原因も悟る

    さて、症状は落ち着いてきましたか?では、少し落ち着いて考えてみましょう。あなたのつらさの原因は、全部神経症のせいだったのでしょうか?今一度自分のことを見つめなおしてみましょう。

  • ⑥自分のやるべきことをする

    森田療法で大切な心「あるがままに、なすべきをなす。」仕事も生活も、生きていればつらさはつきもの。症状を抑えるためにできることはやりました。あとは、勇敢に挑むだけ。もしかして、普通の人もみんなそうなのかも。。。

  • ⑦誰かのためになることをする

    症状がよくなったなら、そのちから、人のために役立てましょう。誰かの役に立てるというのは、それだけでも幸せなこと。あなたの人生をきっと、もっと豊かにしてくれますよ。


next

このように、神経症の症状とその克服には、
仕組みがあり、これを根本から解決に向かわせてくれるのが
「森田理論」なのです。では最後に・・・

そもそも森田理論て何でしょう?


ページの先頭に戻る